キャッシュレス決済は決済手数料が店にかかってくるから現金だけにしたいな。
僕もそう思っていたけど、思い切って導入したら売上があがったよ。
エアペイのお申し込みはこちら→カード・電マネ・QR・ポイントも使えるお店の決済サービス
- キャッシュレス決済システムとはなに?
- なぜ飲食店に導入した方がよいのか
- 僕が実際使ってよかったおすすめのサービスやアプリ
飲食店にキャッシュレス決済システムを導入すべき理由【有料POSレジは不要】
飲食店は他業種に比べて利益率が10%前後と低いので、決済手数料のかかるクレジットカードなどのキャッシュレス決済システムを導入するのはためらいますよね。
しかし、今より売上をあげたいなら導入すべきです。
決済手数料を支払うのは痛いですが、その反面、売上があがりますので余裕で元が取れます。
高価なPOSレジは必要なし。無料で導入できるので、今すぐ始めましょう。
今なぜ飲食店にキャッシュレス決済システムが必要なのか?
僕の店では昨年から、ランチタイムでもクレジットカードや電子決済でお支払いされるお客様が急激に増えてきました。
しかも割り勘で・・・。
数年前までは考えられなかった光景です。
このようにキャッシュレス決済の需要が高まったのは、政府が補助金やキャッシュバックキャンペーンなどで店舗や消費者の後押しをしたことや、手軽に使えるアプリ決済がスマートフォンの普及とともに幅広い世代に認知されたためです。
その影響で現金主義が大半を占めていた日本も、2019年からクレジットカードをはじめとするキャッシュレス決済での支払いを選択する方が急増しました。
これを無視して現金決済のみで営業し続けると、多くの見込み客を逃してしまいます。
すぐにでも流れに乗ってキャッシュレス決済システムの導入に踏み切りたいところですが、いくつかデメリットもあります。
メリットとデメリットを理解し、あなたのお店になったシステムを導入しましょう。
キャッシュレス決済の種類【特徴を解説】
キャッシュレス決済=現金以外の支払い方法
キャッシュレス決済の代表的なもの
- クレジットカード
- デビットカード
- 電子マネー(交通系・流通系・クレジットカード系)
- 電子マネー(バーコード・QRコード決済)
クレジットカード
現金の次によく使われるのがクレジットカード決済です。
各社、独自の保証サービスやお得なポイント制度があるので複数所有している方が多く、職業や所得、使用金額によってカードにランクが設定されており、その種類によって権威性が示せます。
特に高級ホテルやレストランでは上級カードを提示すると、特別な対応をしていただけることも。
中でもプラチナやブラックカードは使用できる限度額が高いだけでなく、ステイタス抜群です。(それだけ年会費もバカ高いです)
デヴィットカード
クレジットカードが、1ヶ月の使用分を後日まとめて(分割も可能)支払うのに対して、デヴィットカードは使ったその時点で支払うシステムです。
銀行口座に入っている金額以上は使えないという現金と同様の使い方ができるので、お金の管理がしやすいメリットがあり、クレジットカードが苦手な方に人気です。
電子マネー(交通系・流通系・クレジットカード系
- 交通系・・・・主に電車やバスで使用(Suica、ICOCAなど)
- 流通系・・・・主にスーパーやコンビニで使用(nanaco、楽天Edyなど)
- クレジットカード系・・全般に使用可(各クレジット会社)
交通系、流通系は事前に現金でチャージするのが一般的ですが、クレジットカード系はクレジットカードと紐付けられているので、現金をチャージする必要はありません。使用すると、クレジットカードを使った場合と同じように、後からクレジットカード会社から請求が届きます。
電子マネー(バーコード・QRコード決済)
クレジットカードとスマホアプリを連動させて利用できるので、スマホだけで決済することができます。
クレジットカードだけでなく、銀行口座との連携や、事前にチャージすることもできるアプリもあり、大変便利です。
また、個人間で送金できるサービスもあり、友人との割り勘や、ちょっとした仕事の支払いなどに活躍します。
先払い、即時払い、後払いの全てに対応しています。
キャッシュレス決済【支払い方法】
- 接触型
- 非接触型
- コード読み取り型
接触型【物理的なカード】
クレジットカードやデヴィットカード。
専用のカードリーダーにカードを差し込み(通し)決済します。
非接触型【物理的なカードやスマホ】
交通系、流通系、クレジットカード系。
カードやスマホを専用端末に近づけることで決済が完了。
スマホで決済する場合は事前に設定が必要です。
コード読み取り方【スマホ】
スマホによるバーコード・QRコード決済。
アプリを起動し、支払画面を表示して提示、もしくは専用端末に近づけることで決済が完了します。
キャッシュレス決済の歴史
- 1960年日本ダイナースクラブ設立。クレジットカードが普及し始める。
- 1996年ソニーによって開発された「Felica」が2001年にJR東日本の「Suica」へ採用されたのをきっかけに電子マネー市場が活発になる。
- 2004年携帯電話によるモバイル決済「おサイフケータイ」開始。あまり普及せず。
- 2007年ごろからはセブンイレブンの「nanaco」、イオンの「WAON」も始まり、さらに普及率が増加。
- 2010年ごろNFC(Near Field Communnication)技術が発表され、携帯会社メーカー各社から対応端末が発売されると、この技術を利用したモバイル決済サービスが登場。
- 2014年Appleが「Apple Pay」サービスを開始。この頃から電子決済が勢いに乗ってきました。
- 2018年12月にPayPayが行った「100億円あげちゃうキャンペーン」でバーコード・QRコード決済が本格的に広がり、それに呼応するように各社独自の決済を発表。(決済自体は2012年に暗号通貨のビットコイン用にリリースされていました)
「100億円あげちゃうキャンペーン」とは 利用金額の20%(月上限25万円のうち最大5万円)が全員に、当選すれば全額キャッシュバックという、あり得ない太っ腹キャンペーンでした。
飲食店にキャッシュレス決済システムを導入するメリットとデメリット
キャッシュレス決済システムの導入はメリットが多いですが、デメリットも存在します。
導入する際のメリット
- 決済がスピーディーに
- レジ業務の効率化
- インバウンド需要
- 不正防止
- 集客効果
決済がスピーディーに
お客様と現金のやりとりがないので、レジにかかる時間や手間が劇的に短縮できます。
中でも非接触型の決済でしたら、数秒で終了です。
レジ業務の効率化
タブレットのレジアプリと連動して使うので、データは全てそちらに蓄積されるため、これまで面倒だった入金や締めの作業が簡単になり、アルバイトスタッフでも対応可能になります。
インバウンド需要
外国人のお客様はほとんどキャッシュ(日本円)を持ち歩きません。
カードや電子決済可能と店頭に表示するだけで、インバウンド需要に対応することができます。
不正防止
非常に悲しいことですが、稀にスタッフがレジのお金を抜き取ることがあります。
僕は経験したことはありませんが、周りの経営者が何人も被害に遭っているので。(被害にあったのは一人や二人ではないです)
経営者が店舗にいない隙をついて、行われるようで、信用して店を任せていた店長が主犯だったと聞いたこともあります。
こういう事態を未然に防ぐには、「お金をパクったら絶対にバレる」と思わせることが重要。
手段として防犯カメラを設置している方もおられますが、キャッシュレス決済の導入も効果があります。
現金とは違いお金の流れが一目瞭然ですので、不正の使用がありません。
集客効果
僕の店が現金しか扱っていなかった頃は、店頭で「カード使えますか?」と聞かれて、使えないとわかると帰ってしまうお客様が週に1組ほどおれれました。もったいないですね。
このお客様を取りこぼさないだけで、決済手数料の何倍も売上が確保できます。
また、ホームページやぐるなび、食べログなどのWeb媒体でカードや電子決済の可否を表示することで、キャッシュレス派のお客様に予約していただける確率が上がります。
ネットで検索している方は先端技術に対するリテラシーが高いので、カードや電子決済を好まれる傾向があるためです。
導入する際のデメリット
- 決済手数料がかかる
- 苦手な人に敬遠される
- アプリやQR詐欺の事例がある
決済手数料がかかる
お客様がカードや電子決済で支払うと、お店が決済手数料を負担しなければなりません。
今回ご紹介する決済アプリの決済手数料は業界最安値ですがそれでも3.24%〜かかってきます。
1万円で324円ですので、積み重なると大きいです。
ここが導入における最大の障壁でしょう。
しかし、この手数料はメリットでカバーすることができるので、それほど気にしなくても大丈夫です。
決済手数料分をお客様に負担してもらうような仕組みは違法に当たりますので注意してください。
苦手な人に敬遠される
お年寄りなど、現金しか持ち歩かない方にとっては、「面倒なこと言わないで!よくわからないから」と嫌がられてしまうことも。
しかし、現金での支払いにも対応していれば大した問題にならないでしょう。
アプリやQR詐欺の事例がある
電子決済はセキュリティに関してかなり堅固なものが用意されていますが、それでも詐欺事例はあります。
今後も偽のバーコードを偽造したり、アプリのシステムをウイルスで攻撃される可能性はゼロではありません。
しかし、現金であっても盗まれる可能性があるので、どちらが安全かというのは判断が難しいです。
飲食店で使うならこのアプリ|STORESターミナル(旧コイニー)とエアペイ(AirPAY)
個人事業主がこれから新たに導入するとしたら、無料で使える「STORESターミナル」(以前はコイニーという名前のサービスです)と「エアペイ」(AirPAY)をおすすめします。
どちらも類似するサービスですが、両方使うことでお互いのデメリットを解消できます。
僕の店が導入している最もコスパの良い組み合わせはこちら↓
・レジシステム・・・エアペイの兄弟アプリ「エアレジ」
・カード決済・・・・エアペイ
・オンライン決済・・STORESターミナル
・電子マネー・・・・各社と個別契約
なんかめんどくさそう。
面倒ならエアレジとエアペイだけでOK!少しでもお得に使いたいなら電子マネーは個別に契約した方がいいね。
電子マネーは個別?どういうこと??
PayPayやLINE Payなど、メジャーなものは自社でサービスを提供していて、タイミングによっては決済手数料が無料だったりするからメッッチャお得だよ。
STORESターミナルでできること
- 最短3営業日で運用
- 導入費・固定費無料
- 振り込み手数料無料
- 専用端末で対面決済(端末無料)
- タブレットでバーコード・QR決済
- 決済手数料3.24%〜(業界最安水準)
- イベントなど店舗以外の屋外での決済
- オンライン決済
エアペイでできること
- 最短10日で運用
- 導入費・固定費無料
- 振り込み手数料無料
- 専用端末で対面決済(端末無料)
- タブレットでバーコード・QR決済
- 決済手数料3.24%〜(業界最安水準)
- イベントなど店舗以外の屋外での決済
両社を比較するとこのようになります。
STORESターミナルの方がいいところ
- 導入までの期間短い
- オンライン決済が簡単にできる
- お気に入りのレジアプリと連携できる
エアペイの方がいいところ
- 支払い方法が豊富
- 専用レジアプリ「エアレジ 」との連携が秀逸
両社の特徴はよく似ていますが、オンライン決済可能というところではSTORESターミナルが優勢です。
これからのオンライン社会において、オンライン決済ができないエアペイは拡張性にかけます。
(問い合わせたところ、今のところオンライン決済に対応する予定はないそうです)
ただし、STORESターミナルのオンライン決済は先払い禁止です。
通販に使う時は即日発送する必要があるので注意しましょう。
詳しくはSTORESターミナルのサービスガイドを確認しましょう。
しかし、エアペイが圧倒的に優っているのが決済方法の多様さと使い勝手の良い専用レジアプリ「エアレジ」 との連携です。
エアレジ公式ページ→リクルートの無料POSレジアプリ
クレジットカード決済は主要なもの全てを網羅していますし、かなりの数がある交通系・バーコード・QR決済に対応。その数は35種類に及びます。
それに比べ、STORESターミナルは合計16種類しか対応していません。
(主要カードと電子マネーは網羅しているので、通常の運用には困りません)
バーコード・OR決済はエアペイがApple Payや主要なアプリに対応しているのに対し、STORESターミナルはWeChat Payのみ対応となります。
決済方法についてはは2010年10月現在の状況です。
レジアプリも専用に設計されたものは使い勝手がいいですね。
どちらが良いかは目的次第ですが、一方を導入するとしたらコチラを参考にしてください↓
- クレジットカードの他、複数のバーコード・QR決済を使う・・・エアペイ
- クレジットカードの他、オンライン決済機能が必要・・・STORESターミナル
【 結論】キャッシュレス決済システムはやらないと損|いますぐ導入しよう
昔はクレジット決済システムの導入には結構な金額がかかっていましたが、今は無料で始められます。
各アプリとも、レジ機能を備えた連動アプリがありますので、そちらを同時に導入すると「無料でレジシステムとカード決済システムが導入できる」という、一昔前では考えられなかったことが実現できます。
無料なら、やらない理由がありませんよね。
実際にレジシステムを導入するには、レシートを印刷する専用プリンタとドロア(金庫)が必要になってきますが、今までのことを考えると安いものです。
手数料がもったいないと、最初は思うかもしてませんが、確実にお客様が増えるので元は取れます。(100%保証するわけではありませんが、僕と周りの経営者で立証済みです)
店に合わない時は後から解約すればいいので、とりあえずやってみましょう。
どちらも違約金などは発生しませんのでご安心ください。
現金支払いにこだわりすぎると、知らない間にチャンスを逃している可能性が高いです。
一刻も早く、キャッシュレス決済システムを導入しましょう。
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STORESターミナル(旧:Coiney) |公式サイトはこちら