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飲食店を開業するまでの流れと方法を解説【雇われからの独立・脱サラ向け】

【脱サラOK】ゼロから飲食店を開業するまでの正しい方法
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ヤバイ

社畜はもう嫌だ!飲食店で独立したい。
自分の店を持って自由に生きてやる。

もとのり

雇われは大変だよね。でも安易に起業すると失敗するから、まずはしっかり計画を立てよう。


当記事で得られること

・飲食店をオープンするまでの流れと方法を完全理解

目次

飲食店を開業するための正しい流れと方法

脱サラで飲食店を開業するためのフローチャート

独立開業を目指す際に最初にご忠告したいことがあります。

それは「準備ができるギリギリまで現在の仕事は続けましょう」ということです。

開業するまでに考えること、するべきことはたくさんあり、想像以上に手間と時間がかかります。

しかし、それでも現在の仕事を辞め、無職にならないでください。

なぜなら、店を無事オープンできたとしても、すぐに繁盛するとは限りません。

それどころか、最初の数ヶ月は赤字を覚悟した方がよいでしょう。

開業前の無収入状態から、開業後に安定して収益があげられるようになるまでの期間が長いと、運転資金が底をつき、志なかばで倒産という結果になるかもしれません。

精神的にも、頑張っているのにお金が減っていくのはキツイです。

余計な焦りを感じてしまい、どんどん負のループへと突入します。

大事なことなので、もう一度いいます。

フライングして仕事は辞めないで

僕は何人もこれで失敗した方を見てきました。
もっと早く、忠告できていればと後悔したこともあります。

このブログを見ていただいているあなたに、その方々と同じ過ちをして欲しくないという気持ちから、冒頭にお話しさせていただきました。

事業に集中したい気持ちは痛いほどわかりますが、開店後のことも考えてグッと堪えましょう。

現在の仕事が長期間労働で準備をする時間が取れないようであれば、無職になるのではなく転職を検討しましょう。

転職に関してはこちらの記事を参考にしてください。

STEP
STEP
飲食店開業2週間前
・飲食店のプレオープン、問題点を改善
・飲食店のレセプション【お披露目パーティー】
STEP
飲食店開業当日
・待ちにまったあなたのお店が新規開店【グランドオープン初日】

物件の状況により、前後するところもありますが、一般的にはこの流れで進めていきます。

【飲食店】開業1年前

コンセプトを考える

飲食店のビジネスモデルを理解する

飲食店がしたいと考えている人はたくさんいますが、ビジネスモデルを理解しないまま突っ走る人がいます。

「どこで、どのくらい利益がでるのか、また、自分の収入はいくら必要なのか」

これは事業を始める前に必ず考え、知っておくべきです。

いっぱいお客さんが来てくれる店にすればいいでしょ。

この考えは残念ながら間違っています。

お金の流れを理解しておかないと、いくら繁盛していてもしんどいだけで、全然儲からないお店になってしまうかもしれません。

こちらの記事で経営に関するお金のことを理解してくだい。

【飲食店経営】成功するためには必須の知識!お金関わるノウハウのまとめ

飲食店にとってコンセプトは最重要

まず初めにコンセプトを考えましょう。

これが明確になってないと、開業してもうまくいきません。

コンセプトが強ければ強いほどファンを引きつけるので、成功する確率が上がります。

お店の肝となる部分なので、しっかり時間をかけて考えましょう。

幅広いジャンルに挑戦するには時間がかかりますので、5年以内に開業したい人には向きません。

個性的な一点突破型のコンセプトにした方が、準備期間も短く済むのでおすすめです。

飲食店のコンセプト作りはマインドマップがおすすめ|3ステップで解説

飲食店の事業計画書を作成

コンセプトを決めたら、次は事業計画書の作成です。

ここで、店の規模や設備、大まかな料理内容と客単価などを具体的な数字にして、収益の予想を立てます。

この計画は物件によって左右されることが多いので、最低3パターンくらいは作りましょう。

僕は10パターン作りました。

飲食店開業に必要な事業計画書の書き方|テンプレート+補足資料が効果的

事業計画にはメインターゲットとなるペルソナの設定は重要です。

誰に商品を提供するのかを最初に考えるのは商売の鉄則です。

詳しくはこちらの記事を参照ください。

【飲食店開業】ターゲット客の決め方は適当ではダメ!ペルソナを設定する理由

飲食店開業セミナーや新人研修に参加

起業セミナーやあなたのお店のイメージに近いお店で研修させてもらいましょう。

セミナーは自治体や、コンサル会社などがよく無料で開催しています。

飲食店の経営や戦略についても学びが多いので、ぜひ参加してください。

そこで、同じ志を持つ仲間に出会えることもあります。

飲食店開業セミナーに行ったほうがいい理由【無料講座もOK】

お店での研修方法ですが、目的の店に事情を説明して、会社帰りか週末に無料で働かせてもらえるようにお願いしてみましょう。

この「無料で働く」というところがミソで、お店側は「無料で働いてもらって、なんか悪いな」という気持ちになり、あなたが求める情報やスキルを惜しみなく提供してくれます。

アルバイトとして給料をもらって働けばこうはいきません。

かなり時間をショートカットできますし、独立後もそのお店といいお付き合いができるので、「給料だすよ」と言われても、丁重にお断りした方があなたにとってメリットが大きいです。

サラリーマンで自己資金が少なく、無料で働くのが厳しい状況でしたら、飲食店に転職するというのも有効な手段です。

アルバイトではなく、毎日ガッツリ入れば勤務先のシェフはあなたの独立を応援してくれるはず。

3年はそこで働き、学んで欲しいところですが、あなたの頑張り次第では、1年後の独立も可能です。

修行先の探し方はいろいろありますが、サラリーマンの方なら効率よく探せる、無料の転職エージェントがおすすめです。

担当のエージェントに「独立を応援してもらえる職場を探して欲しい」と伝えることで、あなたに合った職場を探し出してくれます。

飲食業専門の【転職エージェント】で仕事を探そう!ランキング形式でおすすめをご紹介

飲食店が営業できる物件を探し始める

事業計画書が何パターンか決まったら、それに当てはまる飲食店OKの物件を少しずつ探し始めましょう。

何もないスケルトンから改装するのはかなり費用がかかるので、居抜き物件で探します。

しかし、簡単には条件に合う物件はでてきません。

最低でも半年はみた方がいいです。

その間に何件も物件を見て周り、たくさんの不動産業者と会話することで経験値が上がります。

この時点で気に入った物件が出てくることもありますが、焦ってはいけません。

また似た物件は必ず出てくるので、この時点では契約しないでください。

不動産屋は上手にプレッシャーをかけてくるでしょうが、はっきり断りましょう。

飲食店の物件探しは居抜きで決定!前の店の評判は関係ない

【飲食店】開業半年前

開業半年前

【飲食店の経理青色申告をしないともったいない!

個人で独立するならある程度、経理の知識が必要です。

確定申告には白色申告と青色申告があります。

  • 白色申告・・・単式簿記なので簡単だが、それ以外のメリットはない。
  • 青色申告・・・複式簿記を使うので知識が必要だが、税金の65万特別控除など優遇制度がある。

青色申告の方が手間はかかりますが、税金控除のメリットが大きいです。

そのためにはあなたが複式簿記で帳簿をつけ、確定申告に必要な書類を用意するか、税理士に頼むしかありません。

最初は税理士に払うお金がもったいなので、自分で勉強して青色申告した方がいいです。

どのくらい勉強したらよいかというと、簿記3級レベルがあれば十分なので、そこを目指しましょう。

会計ソフトを使えば簿記を覚える必要はありませんが、経営者として最低限のことは知っておかないと恥をかきます。

税理士が教える税金のブログ
個人経営の飲食店|初心者でも簡単経理!画像付きで分かりやすく解説 - 税理士が教える税金のブログ 飲食店をようやく開業したものの、経理についてお悩みの経営者も多いと思います。 今回はそんな経営者のために、ご自身でも経理が出来るように、具体的に例を挙げながら解...

飲食店のメニュー開発

そろそろお店のメニューを考えましょう。

まずは看板商品となる主力から。

これはコンセプトが決まっていれば、それほど苦労はしないと思います。

実際に試作を何度も繰り返し、「これだ!」という料理を完成させましょう。

あとはその料理のバリエーションを増やしたり、同じジャンルの定番料理をアレンジしたりして、メニューを増やしていきます。

ここで全て決める必要はありませんが、開店が近づくにつれ、あなたはとても忙しくなってきます。

前もってできることは、やっておいた方が土壇場で焦らなくてすみますよ。

飲食店に1つ欲しい看板メニューの作り方|人気メニューにするポイント

飲食店の物件探しを本格的に始める

物件探しの本格化がスタートです。

今まの物件探しで養った目をいかして、ベストな物件を探しましょう。

この時点で、よい物件が見つかれば契約してもOKです。

しかし、すぐには開店できないので、いい物件があったら、大家さんと交渉して家賃発生を待ってもらう必要があります。(多少は待ってもらえることが多いです。)

飲食店の物件探しは居抜きで決定!前の店の評判は関係ない

【飲食店】開業3ヶ月前

開業資金の確保

飲食店開業に必要な資金を確保【クラウドファンディングもあり】

開業するのに必要な自己資金以外のお金を、銀行に融資してもらいます。

まず金利の安い国民政策金融公庫に相談にいきましょう。

創業に関わる融資の金利は極端に安く、高くても2%以下です。

普通の銀行だとその倍は取られますので、国民政策金融公庫での融資が通らなかった場合のみ活用するようにしてください。

事業計画書がしっかりした作りなら、自己資金と同額から倍額くらいまで借りることができます。

飲食店の開業資金の融資は日本政策金融公庫で決定|自己資金は1/3が目安

クラウドファンディングで足りない分を調達する方法もあります。

飲食店に関連する助成金や補助金の申請

国や地域の助成金や補助金を活用すれば、大幅に開業資金を抑えることができます。

時期により当てはまるものがない場合もあるので、あればラッキーというくらいに考えて、地元の商工会議所に問い合わせてみましょう。

https://meetsmore.com/services/fundraising-tax-accountant/media/50583

飲食店を開業するための営業許可を保健所に相談

店舗候補地を管轄している保健所に相談にいきましょう。

どのような業態の店をするか説明し、必要な条件を確認します。

物件によってはあなたがやろうとすることができない場合がありますので、必ず物件が決まる前に一度相談に行ってください。

飲食店の営業許可には多くの種類があるので注意【申請方法も解説】

費用はかかりますが、手続きをショートカットできる便利なサービスもあります。

時間のない人におすすめです。

飲食店開業の行政手続きを代行してくれるサービス【手続きドットコム】紹介特典付き

飲食店が営業可能な物件決定

そろそろ物件を決めたい時期です。

条件にあう物件があればここで決めてしまいましょう。

しかし、そうタイミングよく好条件の物件が出てくるわけではありません。

焦って決めると後悔することになるので、慎重に選んでください。

居抜き物件の場合は改装にあまり時間は掛からないので、1ヶ月前までに決まれば間に合います。

飲食店の物件探しは居抜きで決定!前の店の評判は関係ない

飲食店改装の実績がある工事業者選定

物件が決まったら、外装や内装工事をしてもらう工事業者を選びましょう。

ここで注意点。

飲食店改装に関して、全く実績がない会社は候補から外してください。

見た目はお洒落で、素敵な店にしてもらえるかもしれませんが、動きの導線が悪かったり、電気やガスの容量が足りなかったりとトラブルが予想されます。

飲食店の工事は他の業種と違い、少し特殊なので、何度も店を作ってきた業者を選んだ方が安全です。

そして相場を知るためにも、最低3社に見積もりを依頼してください。

これを相見積もり(あいみつ)といい、みんなやってることなので、業者さんに気を遣う必要はありません。

この時、予算と一緒に店のコンセプトを必ず伝えましょう。

相手はプロなので、あなたの要望に答えるために魅力的な提案をしてくれます。

この中から、納得のいく工事内容と価格を提案してくれた業者に工事を依頼します。(納得いかなかったらやり直してもらうか、別の業者に見積もりを依頼します)

工事業者は誰かに紹介してもらわない方が、要望を言いやすいので気が楽です。

飲食店の内装工事は超重要!失敗しない施工業者の探し方と決定方法

厨房機器や食材、備品類の仕入れ業者選定

厨房機器や備品、食材を仕入れるための業者を選びます。

こちらは工事業社と違い、紹介してもらう方が卸値が安くなるのでコネがないか探してください。

特になければ、研修でお世話になった店や行きつけのお店を頼るのがよいでしょう。

紹介してもらう人(店)の力が強いほど、卸値が安くなると考えてください。

飲食店の仕入れに関する悩みを解決!知らないと損する業界の常識

レジシステムの導入

物理的なレジスターとレジスステムを導入します。

少し早いと感じるかもしれませんが、キャッシュレス決済の申請が通るのに1ヶ月以上かかりますので、早めに準備しましょう。

現在は低コストで導入できる優れたレジシステムがいくつもありますが、その中でもおすすめしたいのが、リクルートが提供する「エアレジ」と「エアペイ」の組み合わせです。

さらにいうと、レジシステムの「エアレジ」+キャッシュレス決済システムを週種類(その中でもエアペイは必須)導入がベストです。

エアレジ について詳細はこちらの公式サイトでご確認ください→リクルートの無料POSレジアプリ

エアレジ とエアペイなどのキャッシュレス決済については以下の記事で詳しく解説しています。

飲食店のレジは簡単操作の【エアレジ】アプリで決定!高機能でも無料

飲食店にキャッシュレス決済導入は必須|【無料】STORESターミナル(旧コイニー)とエアペイを比較

飲食店のメニュー作成

お店のメニューを仕上げていきます。

半年前から考えているはずなので、この時点では8割はできているはず。

仕入れ値の確認をして、価格を決めましょう。

原価率は30%が目安ですが、業態により、20%〜40%くらいまで幅があります。

どうしても食材はロスがでるので、原価率25%くらいが適正ですね。

これはメニューの平均で考えて、「50%の客寄せメニュー」と、「利益がしっかり取れる10%のメニュー」を入れるなど、メリハリをつけてください。(居酒屋のトマトとかキャベツなんかは、この利益がしっかり取れるメニューです)

オープニングメニューはこの中から絞るか、特別コース料理限定などにして、メニューを減らしてください。

最初は必ずハプニングが起こるものです。

店舗運営に慣れるまでは手をかけ過ぎないようにしましょう。

飲食店のメニュー作成|メニュー表作りが簡単!無料アプリCanvaが最強

飲食店開業のDMとチラシ|激安プリントショップ【ラクスル】にお任せ

飲食店開業に必要な届出を確認、提出

飲食店を開業するにはいくつか必ず取らなければいけない資格があります。

業態や規模によって変わってきますが、調理師免許、もしくは食品衛生責任者の資格は飲食関係なら必須です

実際提出するのはもう少し後でよいものが多いですが、早めに確認しておくと安心です。

食品衛生責任者の資格は1日の講座で取得できますので、調理師免許を持っていない方は早めに受講しましょう。

飲食店を開業するのに必要な資格と届出【保存版】

【飲食店】開業1ヶ月前

開業1ヶ月前

飲食店開業準備のため現在の仕事を退職

ここでようやく退職願いを出します。

できることなら、早めに直属の上司に相談しておいた方がスムーズに退職できるでしょう。

退職は1ヶ月前までに言えばよい会社が多いですが、3ヶ月前というところもあるので、就業規則をよく読んで円満退職してくださいね。

飲食店を退職する時の手続きと注意点|退職代行業者という選択もあり

飲食店の求人・採用・育成方法

従業員を採用するときはいくつか方法がありますが、最終的に求人広告を出します。

あまり早く出し過ぎても、すぐに雇えないのでこの辺りが妥当です。

採用者が決まったら、時給を払って、研修をしっかりおこなってください。

収入がない状態でお金を払うのは抵抗があるかもしれませんが、ここできっちり教育しておかないと、オープン後に必ずしわ寄せがきます。

あなたとスタッフが、「これだけやったんだから、もう大丈夫」と納得できるまでしてください。

【飲食店オープニングスタッフ】の求人と教育方法|マニュアルと研修は必須

飲食店開業のお知らせ【DM作成・郵送】

オープンのお知らせを、これまでお世話になった方や友人に出します。

仮オープンに招待する方には、その旨も書いて送ってください。

予算がないときは自分で作れますので、無理にデザイナーに依頼しなくても大丈夫です。

こちらのサイトは無料で高品質なDMや SNSのヘッダー画像などが簡単につくれるので、初心者におすすめです。

https://www.canva.com/

また、印刷会社のサイトで簡単に作ることも可能です。

おすすめは「ラクスル」という激安印刷会社。

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓

飲食店開業のDMとチラシ|激安プリントショップ【ラクスル】にお任せ

飲食店専用のSNSビジネスアカウント作成、運用開始

Twitter・facebook・Instagramなど店舗用にビジネスアカウントを取得して、記事や写真を上げていきましょう。

初心者はInstagram(インスタグラム)がおすすめです。

可能ならTikTokやYouTubeなどの動画媒体も取り入れると、さらに効果が期待できますね。

工事の様子や料理の試作風景などを配信すると、それに興味を持った人たちは、自分も一緒に参加している感覚になり、店を開ける前からファンになってくれます。

そのために毎日1回以上は、店のコンセプトに沿った内容の発信を続けてください。

無料で取り組めるので、やらない手はないです。

飲食店開業のSNS運用|初心者は無料のInstagramをはじめよう

【飲食店】開業2週間前

飲食店のプレオープン

1週間前くらいに2〜3日、練習でプレオープンを開催しましょう。

ここでお客さんになってもらうのは、家族、友人や知人、お店を作るときにお世話になった、不動産屋、工事業者、また、これからお付き合いが始まる備品や食材の取引業者などです。

余裕があればご近所の方も来ていただいた方が、地域の口コミに貢献していただけるのでお声かけした方がよいです。

無料で飲食してもらい、アンケートに率直な意見を書いてもらいます。

飲食店開業で必ずプレオープンをする意味|料金は絶対無料にすべき

プレオープンでの問題点を改善

プレオープンでうまくいかなかった点や、アンケートのご意見を参考にして問題点を改善します。

ここが最終調整になるので、めちゃくちゃ忙しいと思いますが、オープン後はもっと大変なので、しっかり休んで体力を温存してください。

こういうところも、SNSで発信すると、より親しみを持っていただけるので、失敗談も恥ずかしがらずに堂々と公表しましょう。

飲食店のレセプション【お披露目パーティー】

プレオープンと一緒に「プレオープン兼レセプション」にすることが多いですが、ある程度規模が大きい店や事前準備をしっかりしたい場合は分けて開催します。

プレオープンの定義は「ご挨拶と最後の練習」ですが、レセプションは「お披露目パーティー」と考えてください。

こちらも基本無料で招待します。

招待するお客さんは、プレオープンの時に呼ばなかった、店舗を運営していく中で重要な立場の方々です。

例えば店舗の大家さん、取引業者の社長、飲食業界の顔役、過去の恩人などですね。

料理はパーティー料理、もしくはコース料理にしてお客さんに選んでいただかなくてもよいスタイルにします。

高価なシャンパンは必要ありませんので、安くて美味しいスパークリングワインを用意しましょう。

ここでセンスが問われるので、じっくり酒屋さんと相談して決めてください。

過度の期待は禁物ですが、レセプションでは開店祝い(ご祝儀)をいただけることが多いので、かかった費用がチャラかプラスになる可能性が高いです。

【飲食店】開業当日

開業当日

待ちにまったあなたのお店が新規開店【グランドオープン初日】

おめでとうございます!

記念すべき開店初日です。

今までの頑張ってきた準備が実る瞬間ですね。

当日はトラブルを見込んで、多めにスタッフを揃えましょう。

スタッフがいない、又は少ないときは、家族や友人を頼って手伝ってもらってください。

あなたの力になれるなら、給料なんていらないという方がきっといるはずです。

落ち着いてから恩返しをすると約束して、ここでは甘えさせてもらいましょう。

誰もいなかったら、1日単位の飲食専門派遣会社もあるので、そういったサービスを活用するのもいいですね。

費用はかかりますが、ある程度スキルのある人が来てくれますし、遠慮なく仕事を頼めるので気が楽です。

「全部自分でやる」と、気負いすぎると体力と気力が持ちません

せめて、電話番をしてくれる人だけでも探してください。

これから長い間、営業を続けていくわけですから、最初から無理は禁物ですよ!


【脱サラOK】ゼロから飲食店を開業するまでの正しい方法

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